2019年10月
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全日本民医連の医学生のつどい*「7月つどい」が7月12日~13日に東京で開催されました。


医学生49名を含む105名が参加しました。


1日目は「地域分析の手法と地域医療の実践」と題して、長野民医連・医療法人健和会理事長の熊谷嘉隆医師から、「なぜ地域分析を始めたのか、医療介護の事情、地域の現状を知る、地域に求められる医療は何か。」についての講演が行われました。また、最後に「病院に来る人を待っているようではいけない。」と強く語りました。

 

学生からは「数字をデータ化して目に見える形で自分の地域を分析するのは新鮮だった。」「求められる医療と自分がやりたい医療にジレンマがある。」「民医連の立ち位置を学んだ。」などの感想がありました。夜は交流会が行われ、大学や学年をこえ学生生活や部活、アルバイトなどについての話に交流を深めました。


2日目は、「夏つどい」に向けて、交流会や学習会、研修などの企画について話し合いました。交流会企画では愛媛県で開催ということで、「四国らしい出し物をしたい。」「共同組織の方も楽しめる企画にしたい。」など楽しい企画が出ていました。また、研修企画では「民医連の医療を知ってもらえるような企画にしたい。」などの意見が出されました。


初めて参加した学生からは、「初参加だったがとても楽しかった。いろいろな学年の意見を聞けるのも良かったし、真面目な話しをしても、みんなきちんと聞いてくれるので嬉しい。またぜひ参加したい。」と感想がありました。


8月7日(木)~9日(土)に開催される「夏つどい」では、全国の医学生や医師、職員、共同組織の方が愛媛県松山市の奥道後に集まり、大阪西淀病院の大島民旗院長を講師に迎え、「地域医療|~各地の取り組みを知ろう。語ろう。そして、自分の地域へ。」と題しての講演会や交流企画が開催されます。


千鳥橋病院からも指導医として佐々木洋平医師(循環器内科)が参加します。また、ふくおか・さが民医連からも多くの医学生が参加する予定です。

 


*「医学生のつどい」とは、全国の医学生がつどい、講演やフィールドワーク、SGD(small group discussin)などを通して、社会や地域から求められている医療や社会の問題を学び、自分たちが将来どんな医師になりたいかを探求できる企画です。いくつかの実行委員会を通して、民医連とともに医学生が自主的な学びの中で作り上げる年1回の一大イベントで、医師以外にもコメディカル、民医連を支える地域の方々も参加して、様々な視点からテーマを深めます。全国に多くの仲間をつくり、医学生のつどいで楽しく学びを深めてみませんか。


お問い合わせ先:千鳥橋病院 医局事務部


 



by chidoribashi