イベント情報

indexページへ
2008年10月14日〜17日
世界各地で医師教育をおこなうDr.バーネットにインタビュー
千鳥橋病院では研修医の指導や教育のため、2004年から毎年ニューメキシコ大学助教授であるDr.バーネットを招聘しています。Dr.バーネットは日本だけでなく、世界各地で教育活動をおこなっています。

今回千鳥橋病院では、研修医のプレゼンによる症例検討会(カンファレンス・回診)のほか、『ホームレスの診療で問題となること』『医師のメンタルヘルス〜やりがいを持って健康的に仕事をしていくには〜』『アルコール依存症と向き合う』などのレクチャーをおこないました。
Drバーネット
イメージ
Drバーネットから見た千鳥橋病院の研修とはどのようなものですか?
成人向けの病院でいろいろな研修ができます。また、今の社会環境を垣間見ることができます。
日本の初期研修についてどう思いますか?
色々な科をローテートできるのはいいスキルになると思います。まわる科によってモチベーションに差ができますが、興味のある科はプラスになります。
アメリカのレジデントも日本の研修と一緒です。 イメージ
アメリカのレジデントについて教えてください。
レジデントの時はテストがたくさんあるためモチベーションが上がります。
テストが多いのでレジデントは同じレベルになります。
Drバーネットにとって「医療」とはどういうものですか?
患者を診断して悪かったら治して、治せないのなら苦痛をとってあげること。
金儲けのために医療をしないこと。国や病院に雇われているわけではなく、患者に雇われていると私は考えます。 イメージ
Drバーネットにとって「医師」とはどういうものですか?
患者を中心にチーム医療を行うもの。
すべてにおいてコミュニュケーションが大切です。勉強を継続して常に進歩していくもの。
社会に対して責任のある職業だと考えます。
日本の研修医・医学生に向けてメッセージを!
たくさん勉強すること。そして、30分でも良いので毎日続けること。必ず一日一つは何かを覚えること。休みをしっかりとること。
indexページへ