イベント情報

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水俣フィールドワークをおこないました

 6月20〜21日に水俣フィールドワークをおこない、九州沖縄から医学生18名が参加しました。
 今回、初めて掘りおこし検診にボランティアとして参加しました。
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 水俣病の公式確認から53年経過した今も、水俣病認定を求める声は止みません。フィールドワークでは語り部さんや水俣病と患者・家族と向き合ってきた藤野糺医師の講演、資料館見学など、いまなお被害に苦しむ人々の声を聞きました。講演では、水銀による被害が世界的な規模にまで広がっているという事実が強調されていました。
 2日目は水俣病と認定されていない方の掘りおこし検診ボランティアをおこないました。問診をとり、反射や振動覚など神経所見の診察と、水俣病が過去のものではないことを実感しました。

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 9月20日〜21日には水俣病被害の全貌解明のため、また潜在被害者の救済に結びつけるため、1,000人規模の掘りおこし検診(住民健康調査)を予定しています。

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