3月26〜28日に「第1回地域医療セミナー」を開催しました。
「問題解決能力をみがこう」をキーワードに副主治医体験やカンファレンスをおこないました。臨床で起こる様々な問題に対して、研修医が中心になってレクチャーをおこないました。地域医療、患者中心の医療を学び、実践できたセミナーとなりました。
スケジュール
1日目 | AM | ミニレクチャー「患者さんと話すには コミュニケーション入門」 |
主治医体験(問診) | ||
ミニレクチャー「患者中心の医療とmedical interview」 | ||
PM | 主治医体験(患者さんと対話、プロブレムの作成) | |
ミニレクチャー「ここまで診たい外傷」 | ||
振り返り | ||
2日目 | AM | ミニレクチャー「仕事と生活、健康へのただならぬ影響」 |
腹部レントゲン読影 | ||
主治医体験(問題点を確認しよう) | ||
PM | ミニレクチャー「ER研修入門」 | |
ミニ臨床倫理4分割カンファレンス | ||
臨床推論カンファレンス | ||
3日目 | AM | ミニレクチャー「家庭医の目で見る地域医療、医師研修」 |
まとめ | ||
HPHと千鳥橋病院 |
参加者の感想です!
・患者と正面から向き合う「患者中心の医療」について深く考えることができました。実際にレクチャーを受け、そこでの学びを病棟などの現場に生かすことができることも有意義なものでした。
・たくさんの先生と話す機会に恵まれて楽しかったです。
・家庭医、プライマリケアについて、新たな関心を持つことができ、勉強しなければという意識が強くなりました。
・地域医療という概念はあまり講義で教わらなかったのと、大学病院では特に地域、患者本人との関わりより疾患を診る傾向にあるので、とても貴重な話が聞けてよかったです。
・地域医療の話や研修内容についてなどいろいろな話が聞けてモチベーションアップしました。
・学生を指導する熱意が伝わってきて感動しました。非常に密度の濃い実習となりました。カンファの時に先生方が自分たちについて指導していただき感激しました。
・問診は話をしやすい患者さんだったこともあり、比較的多くのことを知ることができました。患者さんが何を求めているか、どういう治療を希望しているのかを把握することができ、医師像へのイメージを膨らませることができました。
・臨床倫理4分割法カンファで診療課題を考え、現場でのカンファのイメージをつかむことができ、前向きに問題解決に取り組むことができました。
・自分も常に変化し、それぞれ自分の段階に応じた学びがあると思うし、医者は経験、場数の多さだと思うので、このような機会があればまた参加したいと思います。
・ベッドサイドも楽しかったですが、腹部のレントゲン読影やケースカンファレンスも楽しかったです。両方経験できて、職員のみなさんにもお世話になりました。